八重瀬町
川武タタミ店は、沖縄最古のシーサーとされる「富盛の石彫大獅子」と同じ八重瀬町にあります。
こちらは石獅子ではなく 漆喰シーサーですが、大きく開けた口と鼻が愛嬌のあるシーサーです。
近くの保育園の散歩コースになっているので、朝の散歩時間には、「シーサーさん おはよーございます」と、口々に元気よく挨拶をする保育園の子どもたちの姿が見られます。こちらも元気を分けてもらい、微笑ましい気持ちになります。
肝試し?で おっかなびっくり口に手を差し込む子もいて、ローマの休日の「真実の口」のシーンを思い出したりします。
富盛のシーサー
沖縄で最初に置かれたシーサーは、
1689年( 326年前!)設置の沖縄本島の八重瀬町(旧東風平町)にある「富盛の石彫大獅子」とのこと。
シーサーのルーツは、エジプトのスフィンクスが起源ではないかと言われ、琉球王国の大航海時代(14~15世紀)に、エジプト、中近東、シルクロードを経由し、中国から琉球(沖縄)に伝わったと考えられるそうです。
沖縄では、「家の守り神」 「魔除け」 「福を呼ぶ縁起物」などとして、屋根や門柱、玄関、床の間などにシーサーを据え付ける習慣があります。